隊員の日々の活動記録
2024.12.02
ウッドクラフトマン(木工家)
高鍋町 地域おこし協力隊に着任しました、”ぶち木工”西村真人です!
2024年12月より高鍋町の地域おこし協力隊に着任いたしました、”ぶち木工”西村です。
今年の8月に1度高鍋町を訪れ、11月末に引っ越してきました。まだまだ高鍋町、知らない事ばかりなので町の皆様へお願いがあります。
もし僕を町で見かけたら、ぜひお声掛けください。
僕の知らない高鍋町のこと、宮崎のこと。そしてそこで暮らすあなたの事を教えていただければ嬉しいです!
自己紹介でなぜ「西村真人」という、名前だけでなく『ぶち木工』と付けて名乗らせていただいたのかと言うと、私は神奈川県の横浜で約14年間、『ぶち木工』という屋号で木工家活動をしてきたからです。2011年からは横浜・黄金町にて、アーティストの街に木工家として混じり、工房を構え活動。2018年からは横浜・洋光台という場所の団地の2階で店舗 兼 工房を運営してきました。
そして今回の高鍋町地域おこし協力隊としての活動も、今まで培ってきた木工技術や知識、様々な場所での出店やワークショップ、自身主催のマーケットイベントなどの経験を活かした、町おこしや町のPRをしていきます。フリーミッション提案型での着任なので、皆様のアイデアやご要望もありましたらドシドシお申し付け下さい!!
“地域おこし協力隊”といっても、日本全国津々浦々。様々な自治体の選択肢のあるなかで「なぜ?」高鍋町を選び応募したかというところ。
きっかけは、友人の結婚式の席で数年ぶりに会った友人に「店舗の移転をそろそろ考えている」と相談したところ、その彼の故郷である高鍋町で、自分の木工の活動を継続し、その技術・知識を活かす事が出来る”地域おこし協力隊”の募集があると、教えてもらいました。
新しい工房の場所探しは当初、神奈川県内か、東京神奈川近辺の千葉や埼玉などの中で物件を探していました。それが突然、九州宮崎県の選択肢!!
「どうする!?ぶち木工!?」
その時の応募が「今月中にイエス・ノーの返事をして」(その時点で月末まであと10日)と言われました。
が、僕が悩んだのは1日だけ。
縁もゆかりも無かった高鍋町。
決め手はまず、募集が具体的な役割・ミッションの応募ではなく、「フリーミッション」の提案型であった事。
それが、今まで活動してきた木工家を辞めての移住では無く、むしろ『木工家』という自身の強みを活かした活動をできるという点。
今まで個人としての活動の中、なかなか実現するのが難しいと思ってた事なんかも、町と一緒ならば実現出来る事もある!と思った点。
そして何より「海、または川のある場所」と言うのが、自分にとってとても重要な点でした。
多くの人の移住理由である『サーフィン』の経験も皆無ですが、海や川をぼんやりと眺めるのが昔から好きで、今までの人生で行き詰まったときなんかに、悩みを軽くしてくれるのが海や川の水の流れる風景でした。高鍋町の僕の住む場所にはどちらも目前で嬉しいです!!
そして、「都会ではないが、大自然な田舎でもない」と言うのが、とても良いなと思うところでした。
大都会も大自然も、住むのではなくたまに訪れる場所と言うのが僕にとっての1番良い距離感なのです。そう言った点では、僕にとって高鍋町は”ベスト”と言っても良い場所なのかもしれません。
ちょっと長くなってしまいましたが、自分にとって良い移住先な高鍋町。その『地域おこし協力隊』に着任できてとても嬉しいです!!
もっと書きたいことはたくさんあるのですが、今回はこの辺でそろそろ…
これからしばらくは、「高鍋町をよく知らない人」が見た、聞いた、感じた、高鍋町。という視点からの日記を綴っていこうと思います。 そして、高鍋町で日々を重ね、「高鍋町のぶち木工」になっていく姿を、温かく見守っていただければ幸いです。
では、これから、高鍋町 地域おこし協力隊の”ぶち木工”西村 を、どうぞ宜しくお願い致します!!
ぶち木工 西村真人