隊員の日々の活動記録
2025.05.13
観光クリエイター
はじめまして、高鍋町!
ごあいさつ
こんにちは。はじめまして!
2025年4月より、高鍋町の地域おこし協力隊「観光クリエイター」として、着任しました加藤美里と申します。
東京・世田谷よりはるばる高鍋町へ移住してまいりました。
この度、夫婦で地域おこし協力隊として活動させていただきます。
どうぞ、宜しくお願いいたします。

まずは、私がどんな人間で、なぜ高鍋町へ移住したのか、地域おこし協力隊としてどんな目標を掲げているのかを知っていただくために、いくつかお話しさせて頂けますと幸いです!
ご興味のある方はぜひお付き合いください。
前職から「観光クリエイター」を志望したワケ
前職は、管理栄養士・パーソナルトレーナーとして活動し、
食事指導や運動指導を行い、人の心身に寄り添ってきました。
食や運動を通して健康を支え、思考を前向きにする。
人それぞれの悩みや想いと向き合いながら、信頼関係を築く。
そんな時間が、私にとってやりがいのある日々でした。
しかし、充実する一方で、都会での生活は1日中セカセカ忙しい。
生活時間もバラバラで、休日も家族そろって過ごすことが少ない日々でした。
出産を機に、
『自然豊かで四季を感じられる環境で、子どもをのびのび育てたい。』
『もっと子どもとの時間を大切にしたい。』 と夫婦で考えるようになりました。
そんな中、移住して地域に溶け込みながら、地域活性化に貢献する『地域おこし協力隊』の
存在を知り、その後、高鍋町の地域おこし協力隊の募集を知りました。
高鍋町について調べ進めるうちに、自分が理想とする風景や食の豊かさなど、
暮らしの中に「自然」が当たり前に感じられる環境があることや、
暮らしやすそうなコンパクトシティであることにまず惹かれました。
高鍋町で募集していたのは『観光クリエイター』しての活動。
前職では、悩みを抱える多くの人と向き合い、課題解決に向けて改善策を考え、分析してきました。
その経験を生かして、人と人だけでなく、
もう一歩深く、人と町の繋がりに関わる仕事で役に立ってみたい。
高鍋町の地域活性化に対して自分にできることはないか…
と考えるようになり、移住を決意した次第です。
初めて訪れた高鍋町
正直に言うと、高鍋町は移住するまで一度も訪れたことのない場所でした。
はじめて高鍋駅に降り立った時の感覚は、
どこか懐かしく、心が「ほっ」とする不思議な安心感がありました。
移住して2か月経過していますが、特に驚いたのは、お野菜が甘くておいしいこと。

地元生産者のお野菜で、おかげ様で毎日元気に暮らせています。
地産地消の食材が豊かであるので、
食の大切さを日常の中で子どもに伝えられるのは素敵ですよね。
子育て環境も穏やかで、人も温かい。
移住後、以前よりは家族で過ごす時間も増え、ちょうどよい暮らしを送れています。
今は移住してよかったと感じています。
将来的にチャレンジしてみたいこと
高鍋町は城下町として栄えた歴史ある町。
“文教の町”と呼ばれるほどの文化の深みや精神が、
町のあちこちで今も受け継がれているように感じます。
高鍋町の観光資源として、
主には、高鍋大師・蚊口浜・湿原、餃子や牡蠣・焼酎・キャベツなど特産物やグルメ、
桜まつり・灯篭祭りなど伝統的なお祭りなどがあげられます。
地元の方から見ると当たり前な光景でも、外部から移住してきた私の視点から見ると、
高鍋町は小さな土地以上に、魅力的な観光資源がたくさんあるなぁと感じています。
プライベートでは旅をすることが好きで、これまでさまざまな場所を訪れてきました。
特に、アクティビティ体験を行うことが大好きで、そこでは、現地の方や他の観光客の方
など、旅先での出会いがありました。

景色や食べ物ももちろん印象に残っていますが、不思議といつまでも心に残っているのは、
やはり旅先で出会った人たちとの交流でした。
私は、「観光」とは、ただモノを楽しむだけではなく、「人との出会いや交流」によって、
思い出がいつまでも心に残るからこそ、訪れた町や場所をより好きになると考えています。
これから、高鍋町の魅力を、旅人や移住者目線で見つけ、想いとともに発信します。
観光クリエイターとして地域に溶け込み、町の方々たちと一緒に今ある高鍋の“観光”や、
これからの観光を育てるお手伝いをさせていただき、心に残る出会いや体験ができる場を作っていきたい。
高鍋を知らない人が、『高鍋って良いところ!』『行ってみたい!』と思うだけでなく、
『何度も来たい!』と思えるような“町のファン”を、一人でも多く増やせるきっかけを作
っていくことが、今の目標です。
これからはじまる私の高鍋町での活動。
ぜひ温かく見守っていただけたら嬉しいです。